工法

METHOD

最も歴史がある工法です

もっとも歴史と実績があり、信頼できる工法と言えます。

しかし、危険な作業を伴うことと、アスファルトは釜で２６０℃まで温度を上げて溶かしますが、その際にかなりの臭いと煙が発生するため、密集した住宅地ではあまり好まれません。（かなり近所迷惑だと思います・・・汗)

面積の広い部分に

かつてはアスファルト防水が主流でしたが、最近では駐車場やマンションの屋上など大面積の施工にしか採用されなくなってきました。

重ね合わせます

アスファルトルーフィングと呼ばれるシートを溶かしたアスファルトで溶着しながら何層も重ね合わせます。

火の取り扱いには十分注意を！

煙が出てますねぇ～

旧防水層の撤去

下地がボロボロですね。

これはしっかりケレンをして下地を整える必要があります。下地処理に手を抜くと防水層が確実に密着しないため、浮きや剥がれの原因になります。

ゴムシートを貼り付けます

シート間の接着を確実に行わないと、隙間から水が入ります。ここがシート防水の弱点ですね。

完成

シートを貼るだけで防水層が出来上がるので、工期が短縮できます。

歩行も可能ですが、上に保護層を形成すればより確実です。

FRP防水

FRPとは繊維強化プラスチック（Fiberglass Reinforced Plastics）の略。
FRP素材を防水工事に応用したものがFRP防水と呼ばれています。

ガラス繊維などで強化されたマットの上に液状の不飽和ポリエステル樹脂と硬化剤の混合物を塗り込み、一体化させて防水層を作る工法です。

1

防水材の密着を高めるため、下地にプライマーを塗ります。

2

強化ガラスマットを敷き、その上に防水材を塗り込みます。

3

FRP防水は軽量かつ強靭で耐水性・耐腐食性・耐候性に優れています。
歩行可能であり、樹脂の硬化速度が速いという施工面から、木造住宅のベランダ等で多く採用されています。